はい、今回はダイドードリンコの「フリスク スパークリング」を紹介します。フリスクといえば、スーッとした冷涼感が特徴のタブレットとして知られる商品。先日、X(旧Twitter)でフリスクのドリンクが登場し、それが「不味い」と話題になったのが目に入りました。
そんな不味いと噂になったフリスクドリンクがあると聞いたからには、試さずにはいられません。そんな訳で、ダイドードリンクの「フリスクスパークリング」を飲んでみました。
ダイドーとフリスクのコラボ商品
フリスクスパークリングは、ダイドーとフリスクのコラボ商品。ダイドーは国内でも有数の飲料メーカーで、2022年の段階では国内シェア8位を誇ります。ダイドーのホームページには商品ページが作られて、アピールに余念がありません。この段階で神ドリンク確定です。
一方、フリスクはオランダのペルフェティ・ファン・メレの商品。世界150ヵ国以上で展開する製菓会社で、年間5000億円(2022年)近い売上をもつ大企業。フリスクの他にもメントスやチュッパチャップスなどの商品でも、特に知られています。ちなみにペルフェティ・ファン・メレの日本語ホームページには、専用ページがありませんでした。フリスクの商品ページも確認しましたが、なんの紹介もなし。これはもう神ドリンク確定です
そんな世界的な製菓企業と国内の有力飲料メーカがタッグを組んでしまったら、もう向かうところ敵なしではないでしょうか。
フリスク スパークリングとは
フリスクを前面に出したデザインで、「刺激的」「続く清涼感」をアピール。ただその下を見ると「ストレスや疲労感を軽減」との文字があり、成分にGABAが含まれているようです。GABAとはトマトやカカオなどに多く含まれるアミノ酸の一種。缶の説明では「仕事や勉強による一時的な精神的ストレスや疲労感を軽減する機能」と説明されていました。刺激的なのか、心を穏やかにしたいのかどっちやねんという謎仕様。
ホームページのキャッチコピーを見ると「仕事や勉強の合間などのシーンを問わず楽しんで頂けます。」とありました。おお凄い!と思いましたが、仕事や勉強の合間のシーンを問わず楽しめない清涼飲料水の方が少ないかもしれません。
次に、フリスクスパークリングの栄養をタガメサイダーと比較しながら見てみましょう。
栄養素 | フリスク スパークリング | タガメサイダー |
カロリー | 4kcal | 41kcal |
たんぱく質 | 0g | 0g |
脂質 | 0g | 0g |
炭水化物 | 1.1g | 10g |
塩分 | 0.15g | 0g |
圧倒的なカロリーの低さ!炭水化物が、タガメサイダーのほぼ1/10という少なさ。どうやら甘さに糖類を使用していないことが理由。現代の健康志向に合わせた、神ドリンクといっても過言ではないでしょう。
次に原材料を確認してみます。
GABA(国内製造)/炭酸、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース) |
GABA推しということで、原材料のTOPはGABA。一般的に甘い系の清涼飲料水は、砂糖が上位に上がるのに珍しいといえます。健康を気にする人なら、刺激が得られた上に、心も穏やかになり、低カロリーというフリスクスパークリングを飲みまくるべきでしょう。
フリスク スパークリングを飲んでみる
見た感じは、透明感のある白色。スパークリングということで炭酸が入っています。匂いをかいでみると、たしかにフリスクっぽい香り。飲み物を飲もうとしてフリスクの香りがするのも、不思議な感じがします。という訳で飲んでみることに。
普通と思わせてフリスクが後からガツンとくる
飲んだ印象は薄いサイダーで普通な感じですが、次の瞬間フリスクのスーーーーーーーーーーっとした何かがガツンと来ます。キャッチコピーにもあった「続く清涼感」というのが思った以上に続きます。「もういいだろ」というぐらい続きます。これが微妙。味は不味くないのですが、この長く続くフリスク感が一番いらないかもしれません。商品のコンセプトが全否定されますが。
まとめ
今回は、ダイドーの「フリスクスパークリング」を飲んでみましたが、刺激と安らぎが得られる神ドリンクでした。刺激と安らぎが同時に欲しくて仕方がないという人には、オススメの商品ではないでしょうか。ただ、刺激は嫌というほど得られますが、安らぎが得られるのかは、やや疑問が残るところです。
ちなみに自動販売機の値段は、他のドリンクより少し高めの「190円」。買うか買わないかはあなた次第。
フリスクスパークリング詳細
購入店 | 自動販売機 |
内容量 | 250ml |
販売者 | ダイドードリンコ株式会社 |
希望小売価格 | 190円 |
容器の種類 | 缶 |
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