鳳梨冬瓜茶|パイナップルとお茶の大融合

鳳梨冬瓜茶|パイナップルとお茶の大融合

はい、今回は「鳳梨冬瓜茶(ほうりとうがんちゃ)」を紹介します。鳳梨とはパイナップルのことで、つまり冬瓜茶にパイナップルをブチ込んだものになります。

冬瓜茶は、台湾ではよく飲まれているらしいお茶ですが、それにパイナップルを加えたとあっては一体どうなる事やら見当もつきません。そんな訳で、魅惑の鳳梨冬瓜茶を紹介します。

製造元は台湾の味丹企業

発売元は、東京に本拠地を置く「株式会社オーバーシーズ」で、食品の輸入・販売を行っている会社。かなり多くの国から輸入しており、商品カタログを見るとラトビアやパキスタンといった馴染みのない食材も扱っていました。ちなみに商品カタログの中には「鳳梨冬瓜茶」は載っていませんでした。なぜに・・・

オーバーシーズWEBサイト

製造元は「味丹企業」という台湾の会社。そのまま漢字読みすると「あじたん」ですが、現地の読み方では「ウェイダン」と読むとのこと。主にインスタントラーメンや調味料、飲料、健康食品を扱っています。

ちなみにHPを見ると「鳳梨冬瓜茶」が載っていませんでした…まあまあ嫌な予感がします。

味丹企業WEBサイト

そういえば2021年に中国が台湾産のパイナップルを禁輸したことで、一時話題となりました。その時に、台湾がパイナップルの生産地であること知りましたが、世界のパイナップル生産量では18位とあまり高くありませんでした。

ちなみに1位はコスタリカで、日本も54位にランクインしていました。日本でめパイナップルを生産してるんですね…

鳳梨冬瓜茶とは

冬瓜茶は台湾でよく飲まれている飲み物のようです。冬瓜は瓜の一種で、日本ではよく煮物に利用される食材。これがお茶になるイメージがないのですが、果実を煮込んで砂糖をブチ込んでお茶にするとのこと。

ちなみに過去、冬瓜茶を飲んだことがあるのですが、微妙に足の裏っぽい香りが漂う異常に甘い飲み物でした。もう二度と飲みたくはありません。

キャッチコピーを見ると「台湾ではとてもポピュラーな「冬瓜茶」にパイナップルを加えました。」とありますが、そんなカジュアルにパイナップルを加えちゃっていいんでょうか。

そんな訳で、鳳梨冬瓜茶の栄養ををタガメサイダーと比較しながら見てみましょう。

栄養素鳳梨冬瓜茶タガメサイダー
カロリー34kcal41kcal
たんぱく質0g0g
脂質0g0g
炭水化物8.5g10g
塩分0.41g0g
(100mlあたり)

カロリーはやや鳳梨冬瓜茶の方が低め。これは炭水化物の量がタガメサイダーに比べて低いことにあります。ダイエットを考えている人は、タガメサイダーではなく鳳梨冬瓜茶を飲むことをお勧め。

次に原材料を見てみましょう。

原材料:砂糖、冬瓜還元果汁、パイナップル果汁、食塩/酸味料、香料、調味料(アミノ酸)、ph調整剤、着色料(カラメル)

特に気になるものはなく単純に、砂糖と冬瓜汁とパイナップル汁を混ぜただけのものでした。ちなみにパイナップル果汁に関して、ラベルには台湾語で「果汁含量未達10%」と表記されていました。

しかし日本では明確な果汁表記が求められるため、しっかりと「果汁0.1%」と記されていました。うん、ほとんど入ってませんね。果汁表記一つを見ても、国によって基準が違うもんだなと感じます。

鳳梨冬瓜茶を飲んでみる

見た感じは普通のお茶に見えます。ただ、匂ってみると思いっきりパイナップル。見た目はお茶なのに、匂いがパイナップルなので脳がバグってきそう。では飲んでみましょう。

薄っすいパイナップルジュース

冬瓜感は全く存在せず、ひたすら薄いパイナップルの味だけがしました。もう冬瓜を前面に出さずパイナップルジュースでいいんじゃないでしょうか。ちなみにそんなに不味くありませんでした。全然飲めると思います。まあ、あまりパイナップルジュースを飲みたい衝動に駆られたことはないですが。

まとめ

今回は、味丹企業の「鳳梨冬瓜茶」を紹介しました。「混ぜるな危険系」でしたが、パイナップル感が強すぎて冬瓜を圧倒した商品と言えるでしょう。

味的には全然美味しく飲めますが、お茶と思って飲んだら完全にパイナップルだったということで、油断してると脳がバグるので要注意です。冬瓜茶にパイナップル感が足りないなと感じている人にはオススメの商品ではないでしょうか。

鳳梨冬瓜茶詳細

購入店カルディ
内容量500ml
販売者株式会社オーバーシーズ
生産者味丹企業
容器の種類ペットボトル

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