タガメサイダー｜タガメエキス0.3％配合

ブログ移転1回目の記事ということで、ここは投資家らしく毒ドリンクの「タガメサイダー」をご紹介したいと思います。

なぜタガメなのか？

最近、疲れやすく何かが足りてないんじゃないかと思っていました。悩みに悩んだ末「タガメが足りてないわ」という結論に到達。意外なところに答えがあってビックリしました。はいスミマセン嘘です。

実際の所は、TwitterでフォローしているMc.Nさん(@SyncHack)が、このドリンクに言及しているのをみて、こりゃ買わねばならないなと思っただけです。

タガメのサイダーなんか売ってるのかと思いますが、このネットショッピング全盛期に通販で扱ってない訳がありません。ヤフー、楽天、Amazon、そして公式サイトで簡単に買うことができます。「あ～、タガメサイダーが飲みたいわ」という衝動に応えてくれる、ネット社会最高ですね。

しかし、ここで問題が。このタガメサイダー、何を思ったのか1本480円という超強気プライス。さらに1本買うだけで送料が670円もするんです。

毒ドリンクネタを書くだけで、1,000円以上かける価値があるのだろうか？しかも意外と美味しかったらネタにならなかったらどうしよう？いやもうメチャクチャ不味くてもそれはそれで嫌なんですが・・・

そんな思いが走馬灯のように頭を駆け巡りましたが、気が付いたらヤフーショッピングでポチっていました。もうこれは仕方ないですね。

注文して2日後、ヤフーショッピングから届いたと思われる小箱が玄関に放置されていました。クロネコのラベルには「サイダー」と記載してあり、またロクでもない飲み物を買ってきたと、妻が察したのはいうまでもないでしょう。

タガメサイダーとは

では、このタガメサイダーとはどんな飲み物なのでしょう。そもそもタガメってなんなのか？昭和初期の人なら馴染みのある生き物なのかもしれませんが、昭和後半生まれともなると、野生のタガメを見る機会なんて少ないかもしれません。ちなみにタガメとはこんな生物です。

本当に食べていいやつなん？

あきらかに食べてはいけないジャンルだと思うんですが、東南アジアでは盛んに食用として用いられているとのこと。ちなみにタガメサイダーに使用されているタガメは、外国産のタイワンタガメ。公式HPによると、海外で塩漬け加工されたものを用い、各種分析も定期的に実施しており安全性を確認しているそうです。大量に塩漬けされたタガメを見た日にはトラウマになりそうです。

さて、タガメをサイダーにして売ろうと考えた強気の会社が、東京に本社を置く「TAKEO株式会社」。この会社は、タガメサイダーだけでなく、スズメバチ、蚕、コオロギなどさまざまな昆虫食を販売してるんです。うん、どれも恐怖でしかないですね。

このタガメサイダーにはタガメエキスと称する謎のエキスが0.3％配合されています。公式サイトによると

TAKEOの特許製法を用いて、国内で手作業にて製造しています。大量のタガメが釜で抽出されている工程は圧巻で、タガメの良い香りが工場中に広がります。

と書かれており、恐怖でしかありません。というか、タガメって良い香りがするんですか？

タガメサイダーを試飲

では、いよいよタガメサイダーを試飲してみましょう。タガメのイラストまだカワイイので恐怖心が少し和らぎます

しかし「香る昆虫」というキャッチフレーズが恐怖ですね。

では、グラスに注いでみましょう。普通のサイダーと比べると、若干白く濁っている感じがしますが、これがタガメエキスの特徴らしいです。恐ろしい特徴ですね。

飲む前に匂いを嗅いでみると

水辺の匂い

がします。池とか、川とかそんな感じの野生感が感じられるアレです。

公式サイトによるとタガメはタガメはカメムシの仲間なので、カメムシ同様に強い匂いを発するそうです。その中でもタイワンタガメのオスは、特にフルーティな香りが強いとか。いやいや、フルーティーなのかこの匂いは？

それでは、実際に飲んでみた感想は。

普通のサイダー

味は、美味しいサイダーでした。普通にグビグビ行きたいところなんですが、微妙に香ってくる水辺の匂いに邪魔されます。飲むのをためらって放置していると、部屋の中がほのかに水辺の香りが漂ってきて悲しくなってきました。

飲むコツは、キンキンに冷やし、炭酸が抜ける前に一気に飲み干すことです。私は無理でしたが・・・

ちなみに家族に勧めてみましたが、「昆虫は無理！」と激しく拒否されてしまいました。これからの時代は昆虫食というのに、軟弱な話です。皆さんもぜひダース買いでタガメサイダーを味わってください。

商品情報

栄養成分（100mlあたり）