はい、今回は「インカコーラ」を紹介します。毒ドリンクを求めてカルディをさまよっていると、金色に輝く謎のドリンクが陳列されていました。それが「インカコーラ」です。
ネーミングから色々な疑問がでてくると思いますが、インカのコーラなんです。こればっかりはどうしようもないので許してください。
そんな訳で、今回は謎のコーラ「インカコーラ」を紹介します。
インカだからペルーの会社と思わせてアメリカで作られている
インカコーラは、ペルーのリンドレー社がリマ市創立400年を記念して発売した商品。現在リンドレー社はコカ・コーラ社と提携し、グローバル販売権を有しているのはコカ・コーラ社とのこと。
日本へは、リードオフジャパン社を通じて輸入されています。ちなみにリードオフジャパン社の主要株主の一つが伊藤忠食品だそうです。こんな謎のコーラまで扱うとは、さすが商社。
商品名の由来ですが、ペルーといえばマチュピチュ。マチュピチュといえば「インカ帝国」ですね。
国を象徴を冠した訳で、日本に置き換えると「邪馬台国コーラ」と名づけるようなものでしょうか。はい、全然意味が分からないですね。
インカとコーラがどう結びついたのか謎ですが、ラテンのノリで名付けられたオーラをヒシヒシと感じます。
ちなみにインカ帝国の前身となったクスコ王国の初代国王は「マンコ・カパック」という名前らしいです。深い意味はありません。
インカコーラとは
では、インカコーラの外観を見ていきましょう。缶は、黄色地に謎の紋様があしらわれています。インカっぽい雰囲気を醸し出そうと企んでますね。
調べてみましたが、何の紋様なのかは不明。もしかしたらラテンのノリで適当に作った疑いもあります。
イラストの下には「la kola dorada con sabores artificiales y naturales」というキャッチコピーが書かれていました。でGoogle翻訳にかけてみると
「人工的で自然な味わいのゴールデンコーラ」
らしいです。人工的なのか自然なのかハッキリしていただきたい。
「インカ=黄金」という図式が成り立っているのか、黄色をベースとしています。ちなみにアメリカではインカコーラという名前ではなく「ゴールデンコーラ」と呼ばれているとのこと。
では、栄養素的にはどのようになっているのか参タガメサイダーの栄養素(100gあたり)と比較しながら見てみましょう。
栄養素 | インカコーラ | タガメサイダー |
カロリー | 39.2kcal | 41kcal |
たんぱく質 | 0g | 0g |
脂質 | 0g | 0g |
炭水化物 | 10.9g | 10g |
塩分 | 0.028g | 0g |
ほぼ、タガメサイダーと同じ成分。この世の全ての飲料水はタガメサイダーを基準に作られているのでしょうか?
次に原材料を見てみます。
原材料:糖類(ブドウ糖果糖液糖)・炭酸、酸味料、保存料(安息香酸Na)、カフェイン、香料、黄色4号 |
原材料を見る限り、炭酸砂糖水という感じです。あと黄色4号というのが気になります。やはり別名「ゴールデンコーラ」と呼ばれているぐらいなんで、もしかして黄色のドリンクなのでしょうか・・・
ちなみに原産国は「アメリカ」でした。ペルーじゃないんですか・・・
インカコーラを飲んでみました
飲む前に匂いを嗅いでみると、人工的なエナジードリンクの香りがうっすらとします。グラスに注いでみると、思った以上に黄色でした。全くコーラとはかけ離れた色をしています。色的にもミラクルボディVと変わりません。
それではインカコーラを飲んでみましょう。
薄いミラクルボディV
かなり薄めのエナジードリンクという感じです。そしてエナジードリンクとして飲んでみると味が薄くて少し物足りないかもしれません。もう少しパンチが欲しいところです。
インカコーラが、まさかの劣化版ミラクルボディVという結果とは意外でした。
ちなみにペルーではコカ・コーラよりもインカコーラのほうがメジャーとのこと。
まとめ
今回は、黄金に輝いているかどうかわかりませんが、ゴールデンコーラこと「インカコーラ」を紹介しました。どのあたりがインカだったのかよくわかりませんでしたが、薄いエナジードリンクだということはわかりました。
この栄養素と味なら、サンガリアのミラクルボディVを買った方が、遥かにコストパフォーマンスに優れているのではないでしょうか?
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