はい、今回はダイソーの「完全ワイヤレスイヤホン」を紹介します。出かけるときにいつもと違うカバンを使うと、イヤホンを入れ忘れてしまうことが度々ありイヤホンを探していました。
ワイヤレスで音さえ聞こえれば音質には全くこだわりがないので、何か適当な安物があれば買おうかなと。
たまたまダイソーによってみると「たった1,000円(税別)」で分離型のワイヤレスイヤホン売っているじゃないですか。
ただ昔ダイソーで100円のイヤホンを買ったこととき、結構失敗した思い出があります。こだわりのない私ですら「これは音割れが酷すぎる・・・」と全く使う気になれませんでした。
そんな経験があるので買うのをためらっていたのですが、まあ失敗してもネタになるかと思い購入。ということで今回は、ダイソーの完全ワイヤレスイヤホンをレビューしてみようと思います。
パッケージのデザインは普通
このような分離型のワイヤレスイヤホンのことを「完全ワイヤレスイヤホン」と呼ぶそうです。「勝手にダイソーがパーフェクトとか名乗ってどういうことだ!」と怒りで箱をブン投げようかと思った自分を恥じました。
それではパッケージから見てみましょう。安物ガジェットのパッケージはデザインのダサいものが多いのですが、意外と普通。
ただ、ダイソーのブランドカラーの「ピンク」が漆黒のイメージを全力で潰しにきています。まあ、これは仕方ありません。
キャッチコピーに「リズム際立つ迫力の重低音」などと記載しており「おいおい、そんなにハードル上げちゃって大丈夫か?」と心配になってしまいます。
製造は安定の中国製ですが、最近の中国製は性能もいいので侮れません。ただワイヤレスイヤホンを通じて、聞いている曲の情報が中国共産党幹部に流れるリスクはあります。
習近平に「おいおい、こいつ何回『水滸伝天命の誓いのサントラ』聞いてるねん」と呆れられるかもしれません。毎日レトローゲームのサントラしか聞いていないとか、確実に粛正の対象になりそうです。
パッケージの裏側には「使用上の注意」が書かれています。それにしてもこの文字の小ささは何・・・最近老眼が入ってきたこともあり、どの距離から見ても読めません。
この文字全部私の悪口だったとしても、私には気づかれないでしょう。多分「食べられません」とか「電子レンジに入れないでください」とかそんなことが書いてるのだと思います。
それでは中身を見てみます。
見た目は普通
スタイリッシュさはありませんが、見た目はごく普通のワイヤレスイヤホン。イヤホンの他には充電ケース、充電用USBケーブル、説明書がセットになっています。
イヤホンを買ったらよくゴム部分がサイズ別に入っていたりしますが、こちらはワンサイズのみ。
充電用USBケーブルは「micro USB」ですが、最近は「Type-C」が主流になりつつあるのでできればType-Cの方が良かったかなと。
説明書は、全部日本語なのがいいですね。よく安物ガジェットの取説は、日本語・中国語・英語・アラビア語など多言語が同時記載に記載されて読みにくかったりします。ダイソーは基本日本でしか販売していないのか、日本語だけなので読みやすいですね。
それではさっそく使った感じを試してみましょう
意外と悪くない
まず携帯電話とイヤホンをBluetoothで接続します。Bluetooth製品はペアリングがスムーズにいかないものもありますが、アッサリつながりました。
出荷されたてだったのか、充電は100%の状態ですぐ使えました。しかしBluetoothに「DAISO」の文字が出てくるのはちょっと不思議な感じです。
さっそくいつも聞いている水滸伝のサントラを聞いてみます。音にこだわりが無いからかもしれませんが、いつも使っているイヤホンとそんなに大差はありません。
「リズム際立つ迫力の重低音」なのかどうかは分かりませんが、十分聞けるレベルでしょう。
強いて言えば少し音のこもった感があるかもしれません。ただザワザワした電車やカフェで聞く分には全然気にならないレベルといえます。
連続再生時間は4時間という事ですが、これが一般的なワイヤレスイヤホンの中で長いか短いかはよく分かりません。まあ値段から考えて長いということはないでしょう。
操作はイヤホン表面にある細長いボタンですべて操作可能。左右基本同じですが、3秒押しだけ音量を下げるか上げるかの違いがあります。何回も推すのが面倒くさいですが、そんなに使う事も無いので個人的には問題さ無そうです。
L側
1回押し:再生・一時停止または、着信の受話、終話
2回押し:曲戻し
3回押し:音量を下げる
1秒長押し:音声アシスタント起動/電話着信時の着信拒否
R側
1回押し:再生・一時停止または、着信の受話、終話
2回押し:曲戻し
3回押し:音量を上げる
1秒長押し:音声アシスタント起動/電話着信時の着信拒否
まとめ
今回はダイソーの「完全ワイヤレスイヤホン」を紹介しました。1000円にしては音質が悪いわけでもなく、問題なく使えました。あとは故障せず長持ちすれば、コストパフォーマンスは悪くないと思います。
使用感も問題なくスムーズに使えるので、電車やカフェなどザワザワしたところで使いたいときにはリーズナブルなイヤホンではないでしょうか。
仕様
品番 | TW001 |
通信方法 | Bluetooth標準規格Ver5.0 |
出力 | Bluetooth標準規格Powerc Cassic2 |
通信距離 | 見通し距離約10m |
対応Bluetoothプロファイル | A2DP、AVRCP、HFP、HSP |
対応コーデック | SBC |
対応コンテンツ保護 | SCMS-T方式 |
伝送帯域 | 20Hz~20,000Hz |
電池持続時間 | 連続再生時間約4時間 |
充電ケース使用時 | 最大約10時間(イヤホン4時間+充電ケース6時間) |
連続待ち受け | 約70時間(使用条件により異なる) |
イヤホンバッテリー容量 | 50mAh×2 |
充電ケースバッテリー容量 | 300mAh |
バッテリーの種類 | リチウムイオンポリマー |
充電時間 | 約1時間30分(イヤホン) |
充電時間 | 約4時間(イヤホン+充電ケース) |
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